アスベスト(石綿)は、かつてその優れた耐熱性・耐摩耗性・断熱性といった特性から、建築資材をはじめとするさまざまな用途で広く使用されていた素材です。
しかしながら、後年になってその粉じんを吸引することで人体に深刻な健康被害を及ぼすことが明らかになり、特に発がん性があることが問題視されるようになりました。
しかしながら、後年になってその粉じんを吸引することで人体に深刻な健康被害を及ぼすことが明らかになり、特に発がん性があることが問題視されるようになりました。
こうした背景から、現在では建物の解体や改修を行う際には、アスベストが使用されている可能性があるかどうかを事前に調査し、その飛散を防止するための措置を講じることが法律により義務付けられています。
弊社では、このような石綿に関する規制に対応すべく、石綿含有建材の調査から報告書の作成、そして必要に応じた除去や封じ込めといった対策工事まで、一貫してご対応させていただいております。安全かつ確実なアスベスト対策をお求めのお客様に、信頼いただけるサービスを提供いたします。
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アスベスト調査の流れ
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1.事前調査(書面・現地調査)
・建築年や図面から使用可能性を調べる。
・壁・天井・配管などを目視・サンプリング。 -
2.分析調査(試料分析)
・専門機関でサンプルを分析(主に偏光顕微鏡とX線析)。
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3.結果報告・対策計画の策定
・アスベストが確認された場合、工事計画を立案。
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4.対策工事の実施
・除去:完全に取り除く。
・封じ込め:飛散しないようコーティングや囲い込み。
・囲い込み:物理的に人との接触を防ぐ。 -
5.飛散防止措置
・養生、負圧除じん、湿潤化などを実施。
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6.完了検査
・空気中のアスベスト濃度を測定して安全を確認。
義務と法律
2022年4月より、一定規模以上の解体・改修工事にはアスベスト事前調査の実施と報告が義務化されています。
- 建築物の解体(延べ面積80㎡以上)
- 一部改修(請負額100万円以上)
- 調査結果を労働基準監督署・自治体へ報告